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ミニコラム

食中毒に気をつけて  (2012/06/20)

食中毒の危険性は一年中ありますが、梅雨時から夏にかけては、気温が高く湿気が多いため、原因となる細菌の増殖が活発になり食中毒が発生しやすくなります。
先ごろ厚生労働省から、食品衛生法に基づき生食用牛肝臓(牛のレバー)の販売禁止が発表されました。平成24年7月1日から実施する予定だそうです。
安全に生で食べるための有効な予防対策が見つからず、腸管出血性大腸菌による重い食中毒の発生が避けられないためです。
政府広報でも「肉の生食・加熱不足による食中毒」について注意喚起がなされています。
近年、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌による食中毒が増えています。
カンピロバクターは鶏や牛などの家畜の腸にいる細菌で生の鶏肉や牛肉に付着していたり、レバーの内部にも存在し、生肉に触れた手やまな板などから、野菜やほかの食品にも菌が付着するおそれがあります。少量でも感染し、菌が体内に入ると2日から7日くらいで、発熱や腹痛、下痢、吐き気などの症状が現れます。
予防は、十分な加熱。肉や脂をつなぎ合わせたものや、レバーなどは内部まで十分に加熱してから食べましょう。目安は、肉の内部の温度が75度で1分間の加熱。例えば、ハンバーグは、竹串を刺してみて肉汁が透明になり、中の赤身がなくなっていたら、加熱は十分です。特に抵抗力の弱い子どもや高齢者は、重い症状になりやすいため注意しましょう。 (けい)


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