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ミニコラム

台所洗剤  (2013/03/14)

今回は台所用洗剤について。日本で台所用洗剤が普及しはじめたのは1950年代。食器洗いだけでなく、野菜・果物についた回虫卵や農薬を洗浄する役割も重視されていました。
野菜や果物が洗える台所用洗剤の液性(pH)は、食品衛生法によって中性6.0~8.0と規定され、台所用洗剤は長い間中性が主流でしたが、最近では弱酸性洗剤も見かけるようになりました。一般に、中性の台所用洗剤は、野菜・果物や食器・調理用具用ですが、中性でも野菜・果実は指定されていない洗剤もあります。
弱酸性(pH4~6)の台所用洗剤は、食器・調理用具用で、野菜・果実を洗うことはできません。パッケージの用途をよく確認してから使いましょう。
食器洗い機には、一般的に「食器洗い機専用洗剤」が用いられ、弱アルカリ性の洗剤が多くなっています。アルカリを強くすると手荒れなどの皮膚への影響が大きくなりますが、人の手の代わりに機械が洗うので、アルカリ剤を加え洗浄力を高めているのです。ただし、食器によってはその洗浄力の高さゆえに、食器に描かれたデザインなどの塗料が剥がれる場合もあるので注意が必要です。
台所用洗剤を水で薄めて使用する場合は、その都度薄めて使用しましょう。水で薄める時に細菌が容器に付着したり、水や空気中から混入した細菌が液の中で繁殖する可能性があり、水で薄めて保管するのは避けましょう。また、台所洗剤は強力に油汚れを取り除く力があるので、油分を取り除く染み抜き剤として活用できます。作業服やアロマオイルなどの油汚れなど、試してみてはいかがでしょうか。(Q美)


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