健康寿命 | (2013/08/01) | |
厚労省は毎年1回、死亡・出生数などをもとに、「平均余命」を発表しています。 これは、各年齢層があと何年生きられるかを出生数や死亡数をもとに計算していて、 2012年に0歳の人の寿命が女性で86.41歳と試算され世界一に返り咲いたそうです。 男性は79.94歳で世界一のアイスランドの80.8歳に肉薄しています。 一方、健康寿命は、「心身ともに自立し、健康的に生活できる期間」と定義されます。 この定義は、世界保健機関(WHO)が2000年に発表しました。 平均寿命と健康寿命の差が何らかの病気等で治療を必要とする不健康な期間です。 この時間が、男女とも10年前後あるそうです。 この期間をなるべく短くしていくことが大切です。 健康増進のために、バランスのとれた食生活や適度な運動、酒・たばこを控えめになどの生活習慣の改善が重要です。血管・骨・ 腸を若く保つことが大切。 血管が老化すると認知症に、骨粗しょう症による骨折は寝たきりになるリスクを増やします。腸内細菌に悪玉菌が増えると免疫が低下します。 毎日少しの時間でよいので運動しましょう。たとえば、デスクワークの合間のストレッチ、通勤時のちょっと早歩き、エレベーターをやめて階段など、お試しを。(けい) | ||
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