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ミニコラム

骨粗しょう症  (2014/10/02)

骨粗しょう症は骨の中がスカスカになり骨が脆くなる病気です。骨が脆くなることが直接命を脅かすものではありませんが、少しの衝撃で骨が折れやすくなり、骨折によって寝たきりになったり、要介護状態になりQOL(生活の質)が下がります。
高齢化に伴い患者数は増加し、特に女性では閉経がその転換期になります。通常外来では、診断のためにX線・骨密度測定・血液尿検査を行い、基準値を満たすと「骨粗しょう症」と診断されます。治療は、食事・運動・くすりの3つがポイントになります。
①食事療法:カルシウムやビタミンD・K・Cを多く含む食品を心がけて食べると良いでしょう。「カルシウムが多い食品」には、乳製品、豆腐、小松菜、春菊など。「ビタミンDが多い食品」には、サケ、サバ、鰻、マグロ、イワシ、卵など。「ビタミンKが多い食品」には、納豆、ホウレンソウ、ブロッコリー、キュウリなどがあります。
②運動療法:例えば、太極拳、ウォーキング、ボール体操、ゲートボール等各自にあったものを選んで長く続けられる運動が良いです。ただし、大がかりでなくても、ラジオ体操や、ただ腰に両手を当てて1分間の片足立ちを毎日続けるだけでも運動のひとつにはなるそうです。
③薬物療法:おくすりの種類がさまざまになり、内服薬でも服薬回数が少ないもの、病院で定期的に注射する治療もあります。年齢や他の病気の治療薬があれば、その患者さんに応じて処方内容は変わります。ただし、治療期間が何年にもなると歯科で抜歯した後に治りにくくなったり、足腰に痛みが出たりすることがあります。治療中に何か疑問に思った場合には医師・薬剤師に相談してください。(byきらめき)


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