秋の鼻炎 | (2014/10/16) | |
秋になると、日中と夜間の気温差が大きくなり、この温度差は鼻粘膜への刺激となります。 また、キク科の植物(ブタクサやヨモギ)、イネ科の花粉も刺激となり、春のスギ程でないにしろ、鼻の不調を感じる人も多いと思います。 秋から冬にかけて、空気が乾燥してきます。 鼻のなかの粘膜も乾燥してカサカサし、ムズムズしたり、鼻血が出たりすることがあります。鼻の粘液層が乾燥して過敏性を増し、鼻がつまったように感じたりもします。 このような症状を「乾燥性鼻炎」といいます。 特効薬はありませんが、乾燥を避けることで、症状を軽くできます。 加湿器を使ったり、マスクをすることで鼻の乾燥を防ぎましょう。 マスクを重ねてその間に濡らしたガーゼやウエットティシュを挟むのもよいでしょう。 鼻づまりが続くと、息苦しく眠れなくなったり、集中力が低下したりもします。慢性的な酸素不足で頭痛になることもありますので、つらいと感じたら医療機関を受診しましょう。(けい) | ||
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