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ミニコラム

ジカ熱  (2016/02/04)

ジカ熱は蚊を媒介とした「ジカウイルス」感染症です。
最近は、南北アメリカ大陸(カナダとチリを除く)で流行がみられています。
症状は軽く、軽微の発熱、発疹、倦怠感などで、罹患したことに気づかない場合もあります。
妊娠中にこのウイルスに感染すると、胎児が小頭症となる可能性があり、ブラジル保健省は、妊娠中のジカウイルス感染と胎児の小頭症に関連がみられるとの発表をしており、米国 CDC が、妊娠中のジカウイルス感染に関してより詳細な調査結果が得られるまでは、流行国地域への妊婦の方の渡航を控えるよう警告を発出しました。日本の厚生労働省も注意喚起を行い、情報収集や調査研究を実施中です。
治療薬はなく、ワクチンもありません。症状が出た場合は対症療法となります。
流行地への渡航の際は、防蚊対策が必要です。なるべく、長袖、長ズボンを着用し、忌避剤の使用も有効と思われます。
妊婦の方は流行地への渡航を控えた方がよく、やむをえない場合は主治医の方とよくご相談してください。(けい)


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