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ミニコラム

土用しじみ  (2016/07/21)

ヤマトシジミは「土用しじみ」といわれ、夏が旬のしじみです。昔から夏バテに役立つといわれ、「土用しじみは腹の薬」などとも言われてきました。最近では広告に土用うなぎと一緒に掲載されることも多いですが、実はうなぎよりも前から土用の丑の日に食べられていたそうです。
しじみには、タンパク質が豊富で、タンパク質を構成するアミノ酸はうま味成分が多く、これらがしじみのおいしさとなっています。カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、鉄分、亜鉛等のミネラルも他の代表的な貝類と比べてしじみが最も多く含んでいます。ミネラルは、暑い時期は汗とともに排出し、不足しがちな栄養素です。また、しじみに含まれているオルチニンやメチオニン、タウリンなどのアミノ酸は肝機能の働きを助け二日酔いの改善に役立ちます。暑い時期はビールなどのアルコール消費量も増えがちですし、夏バテなどで食欲がないといった時に、温かいしじみの汁物などいかがでしょうか。
しじみは出汁だけで身は食べないという人も多いですが、身にも栄養は残っており、残さずにいただきましょう。もちろん、汁物だけでなく、炊き込みご飯、しぐれ煮などいろんな調理法があります。しじみ料理で、夏を乗り切るパワーを補充しましょう。(Q美)


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