リウマチ | (2012/05/19) | |
リウマチは、関節が炎症を起こし、軟骨や骨がこわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気です。 その原因は免疫の異常と考えられています。通常、免疫は、体内に侵入してきた細菌やウイルスなどの異物を攻撃し、自分のからだを正常に保ちます。しかし、免疫がまちがって自分自身の細胞を攻撃してしまうことで、関節の細胞に炎症を起こし、その炎症が続くことで、骨や軟骨をこわしていきます。 昔はリウマチと言えば「加齢に伴う病」のイメージが強かったのですが、現在統計的には30~40代の女性に発症が多いので「主婦の病気」と言われることもあるそうです。 「手の指がむくんで指輪がぬけない、腫れぼったい、指がしびれる」などの訴えをきっかけに受診されることも多いようです。手の使い過ぎや変形性関節症などでリウマチでない場合も多いそうですが、リウマチの場合は症状が進めば、かなり強い痛みに悩まされることになります。 ご心配なら早めに受診されることをお薦めします。 勿論、医療機関での厳密な診断基準は別にあるのですが、自分で確認できる症状としては ・朝のこわばりが1時間以上続く ・体中の関節のなかで3箇所以上に痛みや異常・違和感がある ・手首、指(特に指先から2番目の関節)に痛みや腫れなどの異常がある などが自覚できる場合にはすぐに受診してください。 (byきらめき) | ||
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