長距離運転とカフェイン | (2013/12/26) | |
今年の年末年始は9連休の方もいて、帰省のピークが土日に集中しています。 長距離運転を計画されているなら、ドライブのお供にお茶やコーヒーといったカフェインを含む飲料がおススメです。 オーストラリアの研究によると、長距離ドライバーのうち、過去12ヵ月無事故の人と最近事故を起こした人(各500人位)を対象に事故とカフェイン含有飲料摂取頻度の関係を調べた結果、カフェインを含む飲料を飲んだドライバーの方が事故の可能性が60%以上低かったそうです。 カフェインには、中枢神経を興奮させることにより眠気を覚ます作用や、脳の細い動脈を収縮させて片頭痛を緩和する作用があります。その他、尿を排泄しやすくする利尿作用もあります。コーヒーや紅茶などを飲むとすぐトイレに行きたくなるのはこのせいでもあります。カフェインは飲んで30分くらいで血中濃度が最大となり、4時間くらいで半減します。ですから個人差もありますが、眠気を覚ます目的で飲むと30分後~2時間くらいは効いていることになります。 ただし、カフェインに頼るのではなく、長距離運転の前には体調を整え、安全運転を心がけてくださいね。(けい) | ||
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