グリセミック指数(GI)について | (2011/10/21) | |
グリセミック指数(GI)とは、ブドウ糖摂取後の血糖値を100とした同量の摂取時の食品ごとの血糖上昇率のランクです。GI値が高いほど食後の血糖値を上げやすい食品といえます。 たとえば、パンやご飯は精製した白米や白い食パンより、玄米や全粒粉のものがGI値は低くなります。米、小麦、トウモロコシや、キビ、アワ、ヒエ、ソバなどをあまり精製せずに全粒穀物としてとると食物繊維、ビタミンやミネラルも豊富ですし、ゆっくり消化されて、食べ過ぎが少なくなり、体重コントロールにも役立ちます。 ただし、調理方法や組み合わせ、咀嚼回数などでGI値は変動します。同じ量を食べた時の血糖値の上がり方の比較なので、GI値の低いものばかりを食べればよいわけというわけではないので注意が必要です。 食後の高血糖を避けるためには、低GI食品を上手にとることが重要といえます。(けい) | ||
< 1つ前のコラムを見る | [ミニコラム一覧] | 1つ先のコラムを見る > |