2012年の花粉飛散傾向 | (2012/01/13) | |
スギ花粉を放出する雄花は冬の寒さを越え、比較的暖かくなると休眠を終えて、花粉の飛散を始めます。また、前年夏の気象条件に大きな影響を受け、大飛散年の翌年はスギ雄花の着花量が減少するという傾向が見られます。 気象庁の発表した長期予報や、昨年のデータとの比較などから、12月末に環境省が発表した花粉総飛散量及び飛散開始時期の予測によると、昨シーズンと比較すると、中国、四国地方の一部を除いて、全国的に少なくなると予測され、例年との比較では、全国的に例年並みか例年よりもやや少なくなると予測されるそうです。 また、スギ花粉の飛散開始時期は、関東地方以西で昨シーズンよりやや遅く、例年よりも5日前後遅くなり、東北地方はほぼ例年並みになると予測されるそうです。 1月下旬頃に最新の気象予報を踏まえ、より精緻な予測が公表される予定です。 予報に基づいた早めの花粉症予防対策をしましょう。(けい) | ||
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