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ミニコラム

歯の衛生週間  (2012/06/06)

6/4~6/10は歯の衛生週間です。
日本歯科医師会では毎年標語を定めています。今年は「歯みがきは じょうぶなからだの第一歩」
40代以降の方が歯を失う原因の第1位は歯周病だそうです。
歯周病の主な原因はプラーク(バイオフィルム)であり、とりわけ歯肉炎や歯周炎はプラーク中の細菌による感染症と定義されています。
歯周病の初期では自覚症状がほとんどないため、気づきにくいのですが、成人の多くは歯周病に罹っている可能性が大きいようです。
歯周組織は、歯肉(歯ぐき)、歯根膜、セメント質、歯槽骨の4つの部分にから構成されています。歯はこの歯周組織に守られていますが、歯周病により歯根膜、歯槽骨が溶けてしまうと歯を支えられなくなってしまいます。
歯の表面に付着した細菌が歯肉の炎症部分から進入して、体内の血流に乗って全身を巡ります。歯肉が炎症状態になると出血や膿がみられ、体の抵抗力が低下した時などに腫れを繰り返したりします。
歯磨きが重要なことはもちろんですが、咬み合わせ、歯ぎしり、歯並びなども影響します。歯に余計な力がかかると歯と歯肉の間が緩んで歯周病を進行させてしまいます。歯磨きの際は、歯間ブラシを使用して歯と歯の間に汚れをためないようにしましょう。
予防のためには定期的に歯の健診を受けるのがよいようです。歯石をとってもらったり、歯並びや咬みあわせをみてもらい、歯周病を予防しましょう。(けい)


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