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ミニコラム

鼻の日  (2012/08/05)

日本耳鼻咽喉科学会では、昭和36年以来毎年8月7日を「鼻の日」と制定して鼻疾患に対する啓発を行っています。
今日は鼻血の正しい止め方をご紹介します。
鼻血が出ると首の後ろをとんとんとたたいたり、鼻の付け根をつまむとよいと聞いたことはありませんか?
この方法は実は効き目がありません。どんな場所でも、血を止めるためには、出血している場所をおさえて止めること(圧迫止血法)が大切です。鼻血の場合も同じで、鼻の穴から約1cm入ったところ(多くの鼻血はそこからの出血)に小指の太さに固めた脱脂綿をゆっくり入れます。そして、小鼻を外側から指で少し強めに押さえて5~10分間待ちます。血が多少にじんできても、そのままで脱脂綿を途中で交換しないでください。脱脂綿などがない時は、小鼻全体を親指と人差し指で強くつまんでください。
出血している場所を心臓より高くすると血が止まりやすいので、座った姿勢で、顔はやや下向きにしましょう。横になった場合でも、あお向けにはならないでください。のどにまわった血は飲みこまないで吐き出しましょう。
 このような処置で血が止まらない場合は、できるだけ早く耳鼻咽喉科を受診してください。(けい)


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