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ミニコラム

風疹  (2013/04/11)

先日、風疹の流行が報じられました。特に首都圏、関西での増加が目立ち、全国的にも広がりをみせているそうです。
風疹は、風疹ウイルスによる急性の発疹性感染症で、通常春先から初夏にかけて流行します。潜伏期間は2~3週間、その症状は発熱、発疹、リンパ腫脹(とくに耳の後ろ、後頭部、頚部)です。発熱しない場合もあり、不顕性感染といってまったく症状がないけれど罹患していることもあります。
妊娠初期の女性が風疹にかかると、胎児に先天性の障害(先天性風疹症候群)のおそれがあります。
治療は対症療法しかなく、発熱や関節痛に解熱鎮痛剤を用います。
予防法には、ワクチンがあり、以前は女子中学生のみ接種対象でしたが、平成6年の予防接種法改正で生後12ヵ月~7歳6ヵ月未満の男女が対象になりました。今回の流行では、20~40代の男性患者が多く、予防接種を受けてない人が多いと思われます。
妊婦は予防接種を受けられません。妊娠を希望する女性およびその家族で予防接種が済んでいない場合は、予防接種を受けるほうがよいかもしれません。自治体が費用を一部補助しているところもあるようです。事前に確認するとよいでしょう。(けい)


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