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ミニコラム

アルコールと低血糖  (2013/05/09)

長時間何も食べない状態で、お酒を飲むと急に空腹感に襲われたり、フラフラして倒れてしまうことがあります。
急激な血中アルコール濃度の上昇だけでなく、低血糖を起こしている場合があります。
糖質は肝臓にグリコーゲンとして蓄えられ、必要に応じて分解されて血糖値を一定に保ちます。何も食べない状態では、肝臓のグリコーゲンが減少し、さらにアルコールの代謝にもグリコーゲンが使われるため、肝臓での糖新生が抑制され血糖値が低くなるのです。
低血糖の症状は、発汗、ふるえ、不安、動悸などの自律神経性の症状や、眠気、意識の混乱、けいれん、頭痛、疲労感などの中枢神経性の症状です。
急激な血糖値に低下では、自律神経性の症状が強く出てきます。
甘いものを摂ってみて症状がよくなったら低血糖の可能性があります。
低血糖かもしれないときには、ブドウ糖や砂糖、糖分を含む缶ジュース・缶コーヒーを摂ってみてください。
飲む前には、脂肪分が少なく高たんぱく質なもの(豆腐、枝豆、イワシ、鶏肉など)が良いそうです。
反応性低血糖といって、ちゃんと食べているのに、低血糖を起こすこともあります。
これは血糖上昇とインスリン分泌のタイミングがずれることにより生じます。
人の身体の仕組みは複雑ですね。(けい)


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