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ミニコラム

隠れ糖尿病と尿糖チェック  (2013/10/17)

定期的な健康診断を受けているのに糖尿病と診断されない「隠れ糖尿病」が増加しています。通常の検査は空腹時の採血なので、食後に血糖値が上昇するケースにはなかなか気づくことができません。ある人間ドックの調査では、空腹時血糖値の正常者にブドウ糖負荷試験を行ったところ、全体の40%以上が「食後高血糖」いわゆる「隠れ糖尿病」だったそうです。
糖尿病は体質的な方もいますが、肥満・運動不足等の生活習慣の変化によりますます増加していて、いまや糖尿病の患者は約740万人、その予備軍は約880万人ともいわれています。
放置して重症化すると、腎症により人工透析を受けることになったり、網膜症による失明のおそれ、からだ中にしびれ・痛みやたちくらみが起こる等の神経障害、脳卒中や心筋梗塞の危険が高まったり、血流が悪くなってケガが治りにくくなったり、残念ながら壊疽が起きて切断手術をしなくてはならないことも。治療開始が遅かった為に、検査データ上では正常になっても後遺症に悩んでいる方もいらっしゃるようです。
 家庭でできる簡単な糖尿病チェック方法には、血糖チェックと尿糖チェックの2つの方法があります。血糖チェックは、採血や専用の血糖測定器が必要ですが、尿糖チェックは、尿をかけて色の変化で判定する市販の試験紙が便利です。尿糖チェックで異常がみられた場合にはすぐに受診して下さい。また定期的なチェックにより健康管理のアイテムとして使われるのも良いと思います。(byきらめき)


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