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ミニコラム

収縮期高血圧  (2013/10/24)

血圧を測るとき、値が二つありますね。
収縮期とは心臓がギュと収縮して血液を送り出す時で、この時の血圧を「収縮期血圧」(最高血圧)といいます。
拡張期とは血液が全身から心臓に戻って来て心臓が拡がっている時で、この時の血圧を「拡張期血圧」(最低血圧)といいます。
高血圧といっても原因も含めいろいろあります。「収縮期高血圧」というのは、最高血圧が高く、最低血圧が低い場合をいいます。これは歳をとると多くなるタイプの高血圧で、高血圧治療ガイドラインによると、最高血圧が140以上、かつ、最低血圧が90未満の場合には「収縮期高血圧」とされています。血圧の上と下の差(脈圧といいます)は小さ過ぎても、大き過ぎてもダメで、この差が50以上で、最高血圧が高めの人は注意が必要ということですね。
血圧の差が大きくなる原因は、心臓に近い大きな血管の動脈硬化によるものです。最高血圧は年齢により動脈が硬くなり、高くなりますが、最低血圧は50~60歳以降はあまり変わらないか、低下してくるため、
高齢で動脈硬化が進むと脈圧が大きくなるわけです。涼しくなってくると、血圧も高めになってきます。血圧を測って健康管理するときに、脈圧も気にしてみてください。(T)


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