歯と口の健康週間 | (2014/06/05) | |
6月4日~10日は「歯と口の健康週間」。昨年、「歯の衛生週間」から名称が変わりました。歯と口のケアは虫歯や歯周病の予防だけでなく、全身の健康にとても大切です。 口腔ケアには、口腔清掃(うがい・歯みがき・舌みがきなど)と口腔機能ケア(口腔周囲の筋肉の運動・咳払い・嚥下促進など)があります。 口腔機能とは、「かみ砕く(咀嚼)」、「飲み込む(嚥下)」、「唾液を分泌する」、「言葉を発する」、「表情をあらわす」などです。 食べたり、飲んだりするためだけではなく、コミュニケーションをはかり、自立した生活のための重要な機能です。 口腔機能が低下すると、十分な栄養がとれなかったり、飲み込んだものが肺に入ってしまい誤嚥性肺炎を引き起こしたり、気持ちを上手に表現できなくなったりします。 ですから、口腔機能を鍛えることは、健康を保つために重要です。 日常のトレーニングとして、口腔ケア体操があります。内容を一部紹介しますと、 ●深呼吸(腹式呼吸) ●首や肩のストレッチ 首や肩周りの筋肉を伸ばし血行を促進 ●口の開閉・頬のストレッチ・口唇ストレッチ ●.舌訓練 舌の出し入れや頬を口の中から舌で押す ●.構音訓練(パパパパ・・、タタタタ・・、カカカカ・・、ララララ・・と大声で発音) 「パタカラ」の発音は食べ物や飲み物の取り込み・飲み込み食塊形成の機能を高めるそうです。 口腔機能の低下予防のために、こんなトレーニングを始めませんか。(けい) | ||
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