目の紫外線対策 | (2014/06/26) | |
陽射しが一際強く感じられるこの季節。お出掛けする時には、日焼け止め、帽子や日傘、サングラス等が必需品です。 紫外線(UV)量は年間でもこの時期がピークで、1日のうちでは11~12時が高くなります。曇りの日でも快晴の日の60%、雨でも20~30%、晴れた日の日蔭では30%もあります。 日焼け止めを塗って肌をガードしても、「目が日焼けをすると、お肌も日焼けをする」そうです。角膜がUVを吸収すると、脳にメラニン色素を作るよう指令が出され日焼けを促します。目が無防備だと、直接肌に紫外線が当たった時と同じ状態になり、肌のUVケアは万全と思っていても肌が黒くなってしまうのです。更に UVにより角膜や水晶体が炎症をおこし、視力低下や、白内障の原因にもなります。 外出時にはつばの広い帽子を被り、サングラスを掛けると良いと思います。 ただし、サングラスのレンズの色が濃いと光をより取り入れようとして瞳孔が大きく開き裸眼よりも危険な場合があるそうです。紫外線にはUVA、UVB、UVCの3種類ありますが、UVAがカット出来ないと効果はありません。紫外線透過率も0.1以下など透過率の低いものが良いでしょう。UVカットの眼鏡や顔の印象を変えたくない場合には、UVカットコンタクト等もありますが、瞳だけのUVカットのため日傘や帽子は必要です。 またUVケア目薬がありますが、これは予防薬ではありません。紫外線などでのダメージ(炎症や充血など)を改善するための治療薬です。 日焼け対策は、女性には関心が高い事ですが、男性の皆さまも是非お気をつけください。(byきらめき) | ||
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