| 厚生労働省は、平成20年度から11月11日を「介護の日」として設定しました。「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に「いい日、いい日」という覚えやすく、親しみやすい語呂合わせに決めたそうです。高齢化などにより介護が必要な方々が増加している一方、介護にまつわる課題は多様化しています。このような状況の中、多くの方々が介護を身近なものとしてとらえ、それぞれの立場で介護を考え、関わっていくことが必要となっています。そのため、介護についての理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及びその家族等を支援するとともに、これらの人たちを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、介護に関する啓発を重点的に実施する日として定められました。例年、介護の日（11月11日）を中心に、その前後二週間（11月4日～17日）を啓発活動の重点実施期間（福祉人材確保重点実施期間）とし、厚生労働省、地方公共団体、関係機関・団体及び事業者等が連携し、全国各地で「介護の日」の趣旨にふさわしい啓発活動が実施されています。たとえば、東京都では誰もが介護や福祉の仕事に親しみが持てるよう「介護のコト体験フェア」が開催され、当日は各コーナーでプロの介護技術を体験できるほか、若手職員によるシンポジウムなど、中・高校生の方も楽しめるイベントになっているそうです。この機会にぜひ、介護を考え、参加してみませんか。(Q美) |
