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ミニコラム

肥満よりも怖い、高齢者の低栄養  (2015/02/05)

一年で一番寒い時期になりました。冬太り解消のため、「粗食」を心がけている方も多いと思います。でも、「粗食が体に良い」というのは、中年期の生活習慣病予防の観点から言われていること。高齢期でも粗食を続けていると、低栄養に陥ってしまうため注意が必要です。
現在、65歳以上の高齢者の5人に1人が栄養不足の状態(低栄養)にあるとも言われています。低栄養になると、日常生活の活動性や、病気から身を守る免疫力、筋肉量が低下します。また、心血管病や認知機能低下と関係しているとも言われており、低栄養は高齢者の健康に深刻な影響を及ぼします。
高齢者が低栄養状態になってしまう原因には、咀嚼・嚥下能力(食べ物を噛む力や、飲み込む力)や消化吸収力の低下、口腔機能の障害(入れ歯の不適合や唾液分泌量の減少)、味覚の低下などが挙げられます。低栄養を防ぐためには、1)肉や卵などの動物性タンパク質、油脂分を積極的に食事に取り入れる、2)牛乳を200mL以上飲む、3)食欲が無い時はおかずを先に食べてお米を残す、4)緑黄色野菜を摂取する、など食事に気を遣うことが重要です。
必要な栄養は年齢や性別、仕事量によって差があります。自分や家族にとって最適な食事を把握することが大切ですね!(stella)


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