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ミニコラム

いろいろな「ふるえ」  (2016/03/03)

身体ではいろいろな「ふるえ」が起こります。寒い時に起こるものは、医学では「戦慄」といいます。一方、筋肉が交互に収縮するために起こるものを「振戦」といい、自分の意思とは関係なく手や足、あるいは全身が反復運動します。
字を書く時や一定の姿勢をとる時にふるえる場合は、「本態性振戦」の疑いがあります。症状はふるえだけで、原因は不明です。完治は難しいのですが、交感神経の働きを調節する薬で症状をコントロールすることができます。
手足が小刻みにふるえ、首のつけ根が腫れている時は「甲状腺機能亢進症」の疑いがあります。甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気で、手足のふるえの他に脈が速くなったり、発汗、眼球突出などの症状があります。
アルコール中毒でもアルコールが切れることによってイライラ、不眠、手足のふるえなどの症状が起こります。
また、パーキンソン病では、じっとしている時に手足がふるえるのが特徴です。ふるえはまず、左右どちらかの手にみられ、その後同じ側の足にもふるえが現われるのが一般的です。 早期に治療を開始すれば、進行を食い止めることができるので、異常に気がついたら早めに受診しましょう。
まぶたの下がぴくぴくふるえる事もありますね。これは病気ではなく、顔面神経が過敏になっているために起こるものです。過労や睡眠不足が主な原因なので、休養すれば自然に治ります。(Q美)


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