トマトとアルコール代謝 | (2012/06/16) | |
「お酒と一緒にトマトを食べると、酔いの回りが緩やかになり、酔い覚めも早まる可能性がある」という研究結果が、5月の日本栄養・食糧学会大会で発表されました。 この研究では、実験協力者に焼酎甲類(ストレート約100mL)とトマトジュース3缶(約480mL)を同時に飲んでもらったところ、飲んでから3時間後までの血中アルコール濃度がトマトジュースを飲んでいない時に比べると3割くらい低かったとのことです。 また、別のラットの実験でも肝臓のアルコール代謝に関連する酵素の活性が高まったということです。 トマトの旬は6~9月だそうです。 今が旬のトマト、他にもいろいろな研究から、身体によい野菜のようです。 脂肪肝や高中性脂肪血症などの脂質代謝異常の改善に有効な成分を含むらしいとの話題もありました。「カロテン」や「リコピン」といった抗酸化成分も注目されています。 美味しく食べて健康増進となるといいですね。 (けい) | ||
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