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ミニコラム

紫外線対策  (2013/06/13)

夏至の前後の5~8月が1年中で一番紫外線が強い時期です。
紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があります。
日焼け止めに「SPF10」とか「PA+」などの表示がありますがどんな指標でしょうか。
SPFはSun Protection Factorの略で、UVBをどのくらいの時間防御するかを示します。
日焼けにより皮膚が赤くなるまでの時間を何倍に延ばせるかという指標です。そのため、個人差があります。あなたが何もつけない時に日に当たって15分くらいで赤くなってしまうなら、SPF30の日焼け止めは、15×30=450分(7.5時間)は日焼けを防ぐことを期待できるということになります。
一方、PAとはProtection Grade of UVAの略で、こちらはUVAを防ぐ指標です。UVAは波長が長く、肌の深いところまで届いて皮膚を褐色化させます。UVAは肌の老化にも関係します。昨年日本化粧品工業連合会が基準を変更し、従来の3段階を4段階にしました。「PA+」、「PA++」、「PA+++」、「PA++++」のいずれかで表示され、基本的に「+」の数が多いほどUVA 防止効果が高いことを示しています。
日常生活は、SPF10~20、PA+でも十分ですが、屋外で長時間過ごす場合は、SPF値がより大きく、+が多いものを選んで数時間おきに塗りなおしてくださいね。(けい)


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