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ミニコラム

爪と健康  (2013/07/04)

爪は皮膚の一部でケラチン(蛋白質の一種)からできています。
髪の毛同様に死んだ細胞なので呼吸していませんが、皮膚の内側で細胞分裂し、新しい爪をつくるので1日0.1mm程度のびます。
夏は冬よりも爪がのびるスピードが早いそうです。
爪の色やしわなどからわかる健康状態の例をご紹介します。
・紫色:酸素不足、チアノーゼ状態
・白色:貧血傾向、血行不良
・赤色:脳血栓、多血症など
・白濁して肥厚:爪白癬(爪のみずむし)
・緑色:細菌感染
・反っている(スプーン状):鉄欠乏性貧血、甲状腺疾患
・縦の線:加齢によるもの、軽く磨くと目立ちにくくなるようです。
・横の線:体調不良や栄養不良により一時的に爪の成長が止まった時期がある。
このように健康状態を反映することもありますので、医療機関を受診する際には、マニキュアやペディキュアを落として、本来の爪色がみえるようにしたほうがよいでしょう。(けい)


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