ホームサービス詳細利用のご案内用語解説ミニコラム
ミニコラム

花粉皮膚炎  (2014/02/27)

今年も、スギ花粉の飛ぶ季節がやってきました。昨夏は全国的に猛暑で、「高温・日照時間が多く・少雨」と花芽が多くなる条件が揃っていますが、大量に花粉をつけた翌年は少なくなる傾向にあるため、例年並みか少ない見込みです。
鼻症状をもつ人が症状を軽くするためには、飛散開始やその1~2週間前よりから予防、または、花粉の症状を感じたら抗アレルギー薬を開始し、期間中の鼻粘膜の過敏性を高めないことが大切です。
鼻症状以外に、花粉症の時期になると、皮膚のかゆみ、特に花粉が直接当たる頬やくびの皮膚がかゆいなどの症状を訴える人がいます。皮膚のうすい目の周りや瞼が赤くなったりかさかさしたりすることもあります。この季節にそんな症状がある場合は、花粉皮膚炎かもしれません。
アトピー性皮膚炎・ドライスキンなどでバリアー機能の低下している状況でより起こりやすいといわれています。対策は、鼻症状などと同じで、まずは花粉に触れないこと。マスク・帽子・めがね(ゴーグル)で、花粉が直接皮膚に当たるのを避けましょう。皮膚症状のある方は、スキンケア(保湿)を十分して、皮膚のバリアー機能を低下しないよう注意し、抗アレルギー薬内服するなどの対処が大切です。
また、眼の洗浄液で眼を洗うときは、顔を洗ってからにしましょう。
顔についた花粉が、洗浄液に入って逆効果にならないためです。
いろいろな対策グッズもありますので、上手に活用して乗り切りましょう。 (けい)


< 1つ前のコラムを見る [ミニコラム一覧] 1つ先のコラムを見る >
マイページログイン
ID
パスワード

次回から自動的にログイン


ご新規サービスご希望の方 サービス利用案内 マイページログイン