正しい血圧の測り方 | (2014/03/27) | |
日本高血圧学会から高血圧治療ガイドライン(JSH2014)がもうすぐ発表されます。 これは2009年発行のガイドラインの改定版で、2009年以降に発表された日本でのエビデンスを取り入れています 改定の特徴のひとつに、家庭で測る家庭血圧の臨床的な評価が明確にされ、「診察室血圧と家庭血圧の間に診断の差がある場合、家庭血圧による診断を優先する」とされ、家庭血圧の推奨測定法が示されています。 ガイドラインの推奨は、朝晩2回の測定、1機会(朝または晩)につき原則2回測定しその平均値を記録することです。 家庭での正しい測定法について、高血圧学会などの推奨を含めまとめてみました。 朝は起床から1時間以内の食事前に、トイレはすませてから。 最近は手首などで測る血圧計もみかけますが、原則として、上腕(肘より上)の血圧を測る。その際に腕まくりをして腕を圧迫しないよう気をつけ、シャツ一枚か肌にカフ(圧迫帯)を巻く。 椅子に背筋を伸ばして腰掛け、腕は心臓と同じ高さで、測定中は動かない。 晩は、就寝前に測る。ただし、食事や入浴後1時間以上たってから。 忙しい毎日ですが、落ち着いて血圧を測る時間が確保できるといいですね。 毎日の日課にすると苦ではなくなると思います。 健康管理のため、少し早起きして記録してみましょう。(けい) | ||
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