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ミニコラム

接触性皮膚炎(かぶれ)  (2014/07/03)

夏場は、薄着になり、肌の露出部分も増え、接触性皮膚炎(いわゆるかぶれ)が起こりやすくなります。接触性皮膚炎の原因には、植物、食品、日用品、化粧品、貼付薬、塗り薬などがあります。原因物質に触れることが刺激となったり、アレルギー反応を起こして、赤くプツプツと湿疹できたり、水疱になったりします。接触性皮膚炎は原因物質に触れた部分だけに皮膚反応がみられます。
刺激による皮膚反応は、原因物質に1回触れると数時間以内に反応が現れますが、アレルギー性接触性皮膚炎の場合は、最初に触れた時には皮膚反応はなく、2度目以降に触れたときには皮膚反応が起こります。そしてその反応は、24~48時間後くらいに最も激しくなります。
外用薬による接触性皮膚炎は、頻度が高くないですが、薬を直接皮膚に塗ったり貼ったりするため、原因が薬かもしれないと気づかずにいると、症状がひどくなります。以前使用したものと同じ成分の薬をつけたとたんにヒリヒリしたり、赤くなったり、プツプツがでたりした場合はアレルギー性の接触性皮膚炎かもしれません。このような場合はすぐに使用を中止して、皮膚科や薬局に相談してください。(けい)


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