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ミニコラム

夏かぜ  (2014/08/07)

うっかりひいてしまうと辛い「夏かぜ」。「夏かぜ」とは夏にひく風邪のことですが、他の風邪と何が違うのでしょうか。風邪の原因となるウイルスは200種類以上ありますが、そのうち高温・多湿な夏の環境を好むウイルスが引き起こすのが「夏かぜ」です。夏かぜウイルスで有名なのは、エンテロウイルス、アデノウイルスです。エンテロとは「腸管」、アデノは「扁桃腺やリンパ節」を意味します。これらのウイルスに感染すると発熱に加え、下痢や腹痛などの消化器症状や、喉の痛み・腫れの症状がでます。暑さが続くと疲れがたまり、免疫力が低下してしまい風邪にかかりやすくなります。万一、夏かぜをひいてしまったら、身体をゆっくり休めて免疫力を高めることが大切です。下痢がある場合は脱水症状を起こしやすくなるため、水分を多めにとりましょう。また、喉が腫れると痛みから食事が取りにくくなり、栄養が補給できず治りが遅くなる可能性もあります。たかが風邪と甘くみず、症状が長引く場合は医療機関を受診しましょう。(stella)


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