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ミニコラム

寝る前のスマホはやっぱりよくないんです  (2014/08/28)

2014年3月、厚生労働省が「睡眠指針」を11年ぶりに改訂しました。
この指針には、「睡眠12箇条」が示され、若い世代を中心とした夜型生活の改善についても言及しています。この夜型生活に深く関わる寝る前の習慣になりつつあるスマートフォン(スマホ)やタブレットと睡眠の関係を調べてみました。
人間が規則正しく睡眠・覚醒を行えるには「メラトニン」が必要ですが、TVやパソコン、スマホやタブレットの光を夜間に浴びると、メラトニンの分泌量が抑えられ、睡眠のサイクルが崩れて、眠りが浅くなったり、寝付きが悪くなったりします。
スマホをはじめ多くの電子機器製品の液晶に使われている発光ダイオード(LED)の放つブルーライトが特にメラトニン抑制を助長すると言われています。眠れない日が続けば不眠症にもなりかねません。
更に、ブルーライトは目への負担が大きく、目の疲れ・目の痛み・網膜へのダメージの心配もあります。夜型や不眠症になると、太りやすくなったり、ストレスの増加や不安定な精神状態からうつ病になるケースもあるそうです。長時間の慢性的なスマホ使用はスマホ依存症になる可能性もあり、寝る前にスマホを見ることが癖になっている方は是非何らかの改善策を考えてみてください。
寝る前に1時間かできれば2時間は液晶を見ないですむように、携帯は充電器に預けて早めにおやすみしましょう。(byきらめき)


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