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ミニコラム

急な運動後の筋肉障害~横紋筋融解症  (2014/09/04)

横紋筋融解症は、スポーツ選手のハードトレーニング後に発症することが知られており、昔は「行軍症候群」とも言いました。訓練や実践等で極端に体を酷使した後に発症する人が多かったからでしょう。
しかし巷では、例えば、友人と山登りした時にトイレ休憩をとらないよう水分補給を控えたケース、一緒にジョギングに出掛けた時に、「相手には負けたくない。見くびられたくない」と思って多少無理してでも長く走ったり、運動することになったケースなどのより身近な理由で、横紋筋融解症を発症する場合があるようです。
帰宅後に、太ももの筋肉に激しい痛みやけいれんを起こしたり、尿の色が醤油のような色になり、尿が出なくなって病院で検査したところ、結局入院することになる場合も。
横紋筋融解症になると筋肉が壊れて血液中に出てきたミオグロビンが、腎臓を通して尿中に排泄され、尿の色を濃く赤くします。更にミオグロビンが腎臓で目詰まりを起こすと、腎不全を併発します。特に運動不足の方が、マラソンやスクワット、懸垂など、いきなり過激な運動をするのは禁物です。軽い運動から、徐々にならしていきましょう。
一方で、高脂血症(脂質異常症)の治療薬の副作用でまれに発症することがあります。服用中に尿の量が少なくなったり、色が濃くなったり、だるくなったり、脱力した時はすぐに病院に行きましょう。(byきらめき)


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