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ミニコラム

筋力アップ  (2014/09/25)

筋肉の力は、35歳をピークに徐々に低下していき、特に、腕に比べて足のほうが衰えやすく、もっとも衰えやすいのが太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)です。
大腿四頭筋は、膝を曲げて上にあげたり、蹴ったりするのに必要な筋肉で、歩くためには、この大腿四頭筋と腰の奥のほうにある大腰筋が重要です。
筋肉は解剖すると赤く見える遅筋線維(ちきんせんい)と、白くみえる速筋線維(そくきんせんい)の2つがあり、遅筋線維はスタミナ、速筋線維はパワーの源になっています。年齢がすすむにつれ筋線維は細くなりますが、とくに白い方の速筋線維がより細くなり、パワーの低下が顕著になります。最近、つまずきやすくなった方や階段の昇降で足を上げるのがきついという方は、足の筋力低下が原因かもしれません。
足には全身の筋肉の60%が集中しています。足の筋力低下を予防することは老化予防にもつながります。十分に足の筋力があれば寝たきりの大きな原因である転倒を予防することができます。また、荷物の積み降ろしや前かがみ、中腰姿勢時の腰への負担が減って腰痛予防にもなります。
筋肉は年齢が重ねても強化が可能です。竹踏みや足踏み、屈伸、下肢のマッサージ、散歩など、足の筋肉を収縮させるような動作を心がけ、普段から脚力アップ&維持できるようにしたいですね。(Q美)


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