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ミニコラム

食事の中の塩分  (2014/10/23)

日本人の1日平均の塩の摂取量は、男性14g、女11.8g。一方、厚生労働省の推奨基準は、それぞれ9.0gに7.0g。減塩を意識して料理に取り組んでいるある家庭で調べても、夕食だけで5.9gになったそうです。日本人の食事中の塩分の約7割は実は加工食品によるもの。外食や店屋物のお惣菜、レンジで温めるだけで食べられるものは勿論、お弁当で定番のソーセージやハム、チーズ、このほかに醤油、マヨネーズ、ケチャップ等々の調味料まで。毎回の食事にそのいずれかが必ずあり、どれもたくさんの塩分が含まれていました。
イギリスでは減塩を国家政策で行っています。英政府はあらゆる食品業界(パン、ポテトチップ、ケチャップ等々)を巻き込み、商品ごとに数値を定めて減塩を迫りました。当初は「味が落ちる」と抵抗があったものの、科学者グループが「人は6週間で薄味に慣れるという研究結果があるので、少しづつ時間をかけて段階的に減らせばよい」と提案しました。各企業が数値目標を達成したことで、心臓病の患者が減り、医療費削減につながったという話もあります。やはり、生活習慣病予防に向けた減塩対策は重要なことと言えます。幸い和食には「うまみ」という味わいがあります。だしの素を出汁に替え、「歯ごたえ・食感」を生かした食事を心がけてみてはいかがでしょうか?(byきらめき)


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