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ミニコラム

ぎっくり腰  (2014/12/18)

ふとしたきっかけで、急に激しい痛みが走るぎっくり腰、別名「急性腰痛症」といいます。
痛くて動けなくて、つらい思いをした方も多いのでは。
じっと安静にしているのではなくて、あまり腰に負担をかけない姿勢を心がけて、できる範囲で日常生活を送るほうが、治りが早いことが分かってきました。
背骨に本来あるS字カーブが保持された状態が負担の少ない姿勢で、体も顔も正面を向いた状態の立ち姿勢では、そのカーブが保持されやすいのです。
座ると腰の負担も減りそうですが、実は立っている時より負担がかかっていて、前かがみになるとさらに負担が増します。
といっても、最初は動けないほど痛いので、できるなら四つん這いや、腰を丸めない正座がよいようです。家の中の移動は四つん這いや壁伝いに歩きましょう。
どうしても外出しなければならない場合は、腰痛ベルトで固定するとよいです。腹圧や腰のまわりの筋肉の動きをサポートしてくれます。
家に腰痛ベルトがない場合、長めの布やマフラーでも代用できます。
痛みが和らいできたら、ストレッチなどの運動を継続します。運動は再発予防にもなりますので、痛みが強くならない程度に動かしましょう。(けい)


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