1年中売り場でみかける卵、卵にも旬があるってご存知でしたか？冬から春にかけては鶏の産卵量が減り、卵が母体内で成熟される期間が長くなるため、2～4月が卵の旬だそうです。栄養価が高くなり、おいしいといわれています。ただし、これは有精卵の場合。
一般にスーパーで売られているのは、ケージ飼いの無精卵で品質は一年中均一となっています。有精卵は「自然に近い飼育環境で生産した卵」として人気があり、最近ではデパートやスーパーでもみかけることが多くなりましたが、栄養的な価値は無精卵とほとんど変わりません。 平成11年11月1日から食品衛生法により、卵パックなどへの賞味期限表示が義務付けられました。この賞味期限は、あくまでも「生で食べられる期間」のことで、賞味期限が切れても充分加熱調理をすれば食べることができます。
買ったらすぐに冷蔵庫で保存し、調理するときは殻を割ってボウルに入れておいたりせず、使う直前に割るようにしましょう。保管する時は尖った方を下にして保管します。卵の丸い部分（鈍端部）には「気室」という空気の部屋があります。丸い部分を上にして保管すると古くなった卵の卵黄が浮かんできても気室がクッションとなり、卵黄が殻に直接触れることを防ぐ為、鮮度が長持ちすると言われています。（by Q美） |
