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ミニコラム

ひとりご飯  (2015/11/12)

高齢者の「ひとりご飯」はうつになりやすいという研究結果があります。
高齢者(65歳以上、約4400人)を対象とし、2010年からの3年間、食事環境とうつに関する調査が行われ、ひとりで食事する「ひとりご飯(孤食)」の高齢者は、一緒に食事をする人がいる場合に比べて2.7倍うつになりやすいことが発表されました。調査した男性の85%、女性の79%がひとり暮らしの孤食者でした。
また、同居者がいても食事時が一人ならば孤食になり、誰かとご飯を食べている人に比べて1.4倍うつを発症しやすいこともわかりました。更に過去の調査で、孤食の高齢男性は食事の回数が減る傾向にあり(欠食率が3.74倍高い)、一方で、体格指数(BMI)が30以上の肥満になる割合も1.34倍高いという結果でした。
つまり、高齢者はひとりで食事するよりも、なるべく誰かと一緒に楽しくおしゃべりしながらご飯を食べた方が良いということなのです。現在も全国30の市町村共同で、14万人の高齢者を対象とした健康長寿社会をめざす基盤づくりの為の研究プロジェクトが進行中だそうです。(byきらめき)


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