虫除け-蚊にさされない、蚊をふやさない | (2016/08/18) | |
楽しい夏休み、戸外の活動時に気をつけたいことの1つに「虫除け」があります。海外でしかみられなかったデング熱やジカ熱などの感染例が近年日本でも出てきました。 まず、蚊に刺されないことが予防になります。アメリカ合衆国疾病管理予防センター(CDC)が推奨している虫除け剤の成分は、ディート(DEET)、ユーカリ油(レモンユーカリ油)、ピカリジンの3つ(ピカリジンは日本未発売)。現在、認可されているディートの最高濃度は12%。あなたが手に取った商品が「ディート12%」であるか、商品の有効成分をチェックしましょう。ユーカリ油のような精油はこまめに塗ることで効果が持続するそうです。 日焼け止めと虫除けを同時に使う場合は、最初に日焼け止めを塗り、乾燥させてから虫除けを使い、衣服の下の肌には使用しないようにしましょう。 できるだけ肌を覆うことも大切。長袖シャツ、長ズボン、靴下、帽子を用い、シャツはズボンの中に入れましょう。サンダルではなく足先まで覆う靴を履きましょう。 ヒトスジシマカは、ツツジやアジサイなどの低木の中や、草むらの葉の裏などにも隠れているのでなるべく近づかないようにしましょう。 また、蚊の発生を抑えることも予防になります。ベランダや庭先などに、置きっぱなしの空き缶やペットボトルはありませんか?不要な水たまりはできるだけなくしましょう。蚊にさされない、蚊をふやさない夏休みにしましょう。(けい) | ||
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