ウコン | (2011/12/20) | |
ウコンは、平安時代中期に中国から渡来したショウガ科の植物。 別名をターメリックといいます。カレー粉のスパイスに混合されている黄色い香辛料。 動物実験などから、健胃作用、利尿作用、胆嚢運動促進作用などが報告されています。 ウコンの主成分はクルクミン。クルクミンには、肝臓に存在する解毒酵素であるグルタチオンSトランスフェラーゼを誘導する作用があることがわかってきました。 このことから、アルコールに対する肝臓への影響をクルクミンが抑えるのではと考えられ、二日酔いや肝臓によいとされているのかもしれません。 胆汁排泄促進作用や胆嚢収縮作用があるので、胆道閉鎖症の人には禁忌とされますし、胆石・胆嚢疾患のあるひとは注意が必要で医師と相談してください。 (けい) | ||
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