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ミニコラム

冬の乾燥肌対策  (2011/12/27)

皮膚は通常、皮脂膜天然保湿因子NMF)、セラミドなどからなる角質細胞間脂質の3つの働きでバリアを作り角層中に水分を保持しています。
冬を迎え大気の乾燥が進むと、刺激から肌を保護するこのバリア機能が低下します。
乾燥やお湯の使用などで皮脂膜が失われてくると、皮膚表面の角質層が直接ダメージを受け、白く粉をふいたようになります。
ダメージを受けると、皮膚の深部の刺激に敏感になり、かゆみを感じやすくなります。
さて、対策ですが、
熱いお風呂に長く入らない。(血流がよくなるが、かゆみを感じやすくなります)
入浴後は体の水分をしっかり拭き取り、ローションやクリームでしっかり保湿を。
尿素、ワセリン、セラミドなどが配合された保湿剤をこまめに塗りましょう。
暖房は控えめにして加湿する。エアコンは乾燥しますので加湿器を併用しましょう。
外出時は手袋、マフラーなどをして肌の露出は極力避けましょう。
刺激の多い食品(アルコールや灰汁の強い食品)を避けましょう。
(けい)

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