高血圧と食生活(減塩) | (2012/03/21) | |
高血圧治療における生活習慣の改善でまず挙げられるのが減塩です。 ガイドラインでは目標は一日6g未満です。 現在日本人の一日の塩分摂取量は11~12gくらいといわれていますので、高血圧の人は半分くらいに減らすことが必要です。これがなかなか難しいのですが、塩や醤油の代わりにレモン、酢を使うといいようです。例えば、ブロッコリーや、ホウレンソウをゆでるとき、熱湯に対し1%の塩を入れ、酢やレモンをかけるだけで、とてもおいしくなります。塩を減らそうとするあまり、塩を入れずにゆでるとかえって塩分のあるものをかけたくなるそうです。 また、カリウムを多く含む野菜や果物をとることでナトリウムの排泄を促しますから、積極的に摂ることがおすすめです。他の疾患を合併していない本態性高血圧の人はこのようなことをまず始めてみましょう。 (けい) | ||
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