ホームサービス詳細利用のご案内用語解説ミニコラム
ミニコラム

旅行者血栓症  (2012/04/26)

もうすぐゴールデンウィーク。
国内へ、海外へと旅行を計画されている方も多いでしょう。
車や飛行機での移動に長時間かかる場合、注意したいのが「旅行者血栓症」。
「エコノミークラス症候群」、「ロングフライト症候群」とも呼ばれます。
ファーストクラスでも、飛行機でなく車でも列車でも、長時間同じ姿勢で座る場合に下肢の静脈の血行が悪くなり、滞った血液が固まって血栓を生じる可能性があります。これを「深部静脈血栓症」といいます。できた血栓が血流にのり、肺に達して肺動脈が詰まってしまうことがあり、これは「肺塞栓症」と呼ばれます。
水分をしっかり摂り、同じ姿勢が続かないように時々足を動かす(足や足指、かかとの上下運動など)、できれば歩く、時々深呼吸をするなどで予防しましょう。
深部静脈血栓症の初期症状は大腿から下の脚に発赤、腫脹、痛み等。
塞栓症の症状は胸痛、呼吸困難、失神等で、このような症状は旅行から数日後に発症することもあります。
水分を摂る場合、利尿作用のあるもの(カフェインを多く含むものやアルコール)は水分を排泄して血液を濃縮させるので避けましょう。
こうした症状を防ぐには、ゆったりとした服装がよいようです。どうぞよい旅を。(けい)


< 1つ前のコラムを見る [ミニコラム一覧] 1つ先のコラムを見る >
マイページログイン
ID
パスワード

次回から自動的にログイン


ご新規サービスご希望の方 サービス利用案内 マイページログイン