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ミニコラム

春の山菜  (2012/05/02)

春の訪れを告げる山菜。ふきのとう、タラの芽、ワラビ、うど等ほろ苦いものが多いですね。
また、独特の匂いがあります。
山菜の苦味、渋味などは「灰汁(アク)」によるものです。その成分は水溶性の物質が多いため、水で洗う、さらす、ゆでるなどの方法でアク抜きができます。
タラの芽やつくしなどは水にさらす、筍は米のとぎ汁でゆでる、ワラビやぜんまいは重曹を振りかけてから熱湯を注ぎ半日くらいおくとよいそうです。
春に山菜を食べることで、冬の間に寒さから身を守るために蓄えた脂肪や老廃物を体外に排出できるのだそうです。苦みの成分はタンニンやポリフェノール。苦みや独特の匂いが眠っていた細胞を刺激し、活性化させます。
アクを抜きすぎると、せっかくの良いところも水に流してしまうのでほどほどに。  (けい)


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