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ミニコラム

脂質異常症治療薬  (2012/10/11)

脂質異常症とは、血中のコレステロール、中性脂肪、またはその両方が高い状態です。
その治療は、生活習慣の改善と薬物療法です。
食事内容を見直し、適度な運動をし、それでも脂質が高い状態が続く場合や家族性コレステロール血症の場合は薬物療法が必要です。
肝臓でのLDL-コレステロールの合成を阻害するHMG-CoA還元酵素阻害薬、LDL-コレステロールの胆汁への排泄を促し合成を抑えるプロブコールや、腸内でコレステロールを吸着する陰イオン交換樹脂、中性脂肪の合成を抑制するフィブラート系薬剤、脂肪酸が中性脂肪になるのを阻害するニコチン酸誘導体、血小板の働きを抑えて血が固まるのを防ぎ、血中の脂肪を低下させるイコサペント酸エチル(EPA)などがあります。
脂質異常のタイプに合わせて処方されます。
脂質異常を放置すると、動脈硬化により、心臓や脳に重大な障害が起こる可能性が高まります。健康診断で異常が指摘されたら、治療を根気よく続けてくださいね。(けい)


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