二日酔い対策 | (2012/12/13) | |
この季節、つい飲み過ぎてという方も多いですね。 翌朝の吐き気、頭痛、胸焼け・・・できれば避けたいものですね。 二日酔いの原因になるのは、アルコールの代謝物のアセトアルデヒド。 飲んだアルコールは胃を素早く通過し、小腸で多くの量が吸収され、ほとんどが肝臓で代謝されます。この時、アセトアルデヒド脱水素酵素をフル回転させますが、多く飲めばそれだけ大量に代謝しなければならず、時間がたって、アルコール分解を待つのみ。 残念ながら、たくさん水を飲んで、お風呂で発汗を促しても急激にアルコール濃度を下げることはできません。ただし、宴会後にミネラルを含んだスポーツ飲料や経口補液をとることは大切で、尿と一緒に排泄され二日酔い予防に役立ちます。 また、肝臓から分泌される胆汁は、アセトアルデヒドを体外に排出する役割を担っています。この胆汁分泌を促す作用をもつクルクミンを多く含むのが「ウコン」です。(過去のコラムを参照くださいね) このような助けを借りて二日酔いにならないようにしたいですね。 大切なことは、量をほどほどにすること、代謝のスピードを上回る勢いでは飲まないようにすることです。適量で楽しく、翌朝後悔のないようにしたいですね。(けい) | ||
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