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ミニコラム

りんご  (2012/12/06)

食品売り場では1年中目にするりんごですが、収穫期は8月から11月で、保存性がよいため翌夏まで出回ります。
日本での栽培はまだ150年に満たないようですが、ヨーロッパでは古くから食されてきており、1日1個のリンゴで医者いらずと言われるくらい健康によいとされています。
離乳食や、かぜ、お腹をこわしたときなどに「りんごのすりおろし」が登場します。
りんごに多く含まれる水溶性のペクチンには粘膜保護作用があり、消化力の弱いときにうってつけです。ペクチンは水溶性の食物線維なのでジュースにしても取り除かれずに残ります。便秘解消、大腸がん予防、アレルギー予防や高脂血症など生活習慣病への効果があるとの研究結果もあるようです。甘みは果糖とブドウ糖、ショ糖、酸味はリンゴ酸とクエン酸。このほかポリフェノールも含まれています。
表面がつるつるしているのはワックスではなく、熟した証拠。安心して食べられます。
ヘタが太く、ずっしりとして色味の強いものがおすすめです。 (けい)


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