痛みやコリ・しびれのもと:トリガーポイント | (2013/11/28) | |
日本人が悩んでいる痛みの症状のトップ3は「腰痛」「肩こり」「関節痛」です。医学は日々進歩しているというのに困っている人は増え続けています。 肩こりで辛い時には湿布を貼ったり、鎮痛薬を飲んだりもしますが一次的には和らいでもなかなか治らないことが多いようです。ペインクリニック(痛みの専門医)や鍼灸院、整体等を訪れると、例えば肩こりで診察に来たのに肩だけではなく、背中や肘、足の裏など、実際痛む場所とは違う場所を指圧したり、マッサージしたり、お灸治療をされることがあります。厳密にはいろいろな解釈がありますが、その場所への刺激、たとえば押すことにより、関連した場所にに痛みをを引き起こすポイントを「トリガーポイント」と呼び、そこを基点に治療を進めることで痛みの軽減や解消につながるという考え方があります。その場所を、自分でテニスボール・ゴルフボール等を使い軽く指圧するだけで痛みが軽くなることもあるようです。 痛みが強すぎると日常生活や仕事に影響がでてしまうことがありますし、また、からだの痛みの原因は単純ではありません。例えば心臓病(狭心症・心筋梗塞)の方には肩周辺に痛みやだるさを感じることが多いようです。また、日常の悩みをおしゃべりして相談をされただけで、殆ど薬も使わずに治ったケースもあるそうです。長く痛みや強い痛みに悩まれている方は、いろいろな可能性を考えられて医療機関にご相談されてはいかがでしょうか。(byきらめき) | ||
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