晩酌好きな方へ。お酒を飲みすぎてはいませんか? | (2014/07/17) | |
仕事やスポーツ、入浴後にゴクゴクと喉を鳴らして飲むビールが美味しい季節になりました。世界保健機関(WHO)の報告によればアルコール消費量は世界的にも増加傾向にあり、日本では15歳以上の飲酒量はここ数年減少傾向にあるものの、2010年の統計では1人あたりの消費量は世界の平均を上回っています。 以前は「適量の飲酒は健康増進効果がある」とも言われていましたが、飲酒習慣のある日本人男性の36.9%、女性の12.0%は既に「飲み過ぎ」です。酒の飲み過ぎが続くと、心臓病や糖尿病、がんの発症リスクを高めるなど健康障害をもたらすことにもなります。 健康日本21(厚労省)の節度ある飲酒量は、平均的代謝能の場合1日平均純アルコールで20g程度だそうです。20gとはビールなら中ビン1本、日本酒なら1合、7%缶酎ハイ350mL、ウイスキーはダブル1杯程度。諸外国の飲酒ガイドラインや既存のエビデンスをもとに「12の飲酒ルール」が厚労省のe-ヘルスネットに掲載されています。 いくつかご紹介すると ・飲酒は適量を楽しむ。 ・女性・高齢者は少なめに。妊娠・授乳中は飲まないで! ・定期的な肝機能検査を。飲みすぎは、肝臓病を起こしやすくします。 ・食事と一緒にゆっくりと。アルコールの血中濃度の急上昇を避けましょう。 ・くすりの服用中はノーアルコールで!薬の効果や副作用に影響する場合も。 ・寝酒の量は控えめに。 などなど 特に中高年の皆さま、ご注意ください。(byきらめき) | ||
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