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ミニコラム

旬の食材-オクラ-  (2014/07/24)

独特のネバネバ成分があるオクラは胃腸の調子を整える役割があり、カルシウム・鉄・カロチン・ビタミンCなどを多く含む栄養価の高い野菜で、夏バテ予防として適した食材です。
オクラに含まれるぬめりの成分はガラクタン、アラバン、ペクチンといった食物線維で、ペクチンは整腸作用を促しコレステロールを排出する作用や便秘を防ぎ大腸ガンを予防する効果があると言われています。抗発ガン作用や免疫賦活作用のあるβカロテンはレタスのおよそ3倍以上も含まれています。
また、カリウムやカルシウムも豊富に含みます。カリウムにはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧や長時間の運動による筋肉の痙攣を防ぐ働きなどがあります。カルシウムは骨を生成する上で欠かせない成分で、骨を丈夫にし、健康を維持します。また、イライラの解消にも効果があります。
選ぶときは、濃く鮮やかな緑色で、うぶ毛が均一にびっしりとおおっているものを選びましょう。小さめの方が苦味が少ないようです。保存は野菜袋やビニール袋に入れて冷蔵庫へ。ただし、5°C以下になると低温障害をおこすのでご注意を。冷凍も可能で、塩をすりこんで茹で冷凍用の袋に入れれば1ヶ月位はOK。使う時はさっと熱湯に通すか、電子レンジであたためてくださいね。ところで、「おくら」という名称はいかにも日本語っぽいですが、実は英語(Okra)だそうです。(Q美)


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