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ミニコラム

長引く咳の原因は夏風邪?肺炎?その1  (2015/08/27)

夏風邪で咳がとまらない…。もしかしたら、しつこい夏風邪ではなく「肺炎」かもしれません。肺炎の主な症状は、乾いた咳、痰、鼻づまり、咽頭痛、発熱(微熱~高熱)、胸痛、呼吸困難などで、風邪とよく似ています。肺炎は原因となる病原体の種類で分類されます。インフルエンザウイルス等のウイルスによる「ウイルス性肺炎」、肺炎球菌等の細菌が引き起こす「細菌性肺炎」。これらの他、レジオネラ、マイコプラズマやクラミジアなどが原因で起こる「非定型肺炎」があります。クラミジアと聞くと性感染症とイメージする方も多いと思いますが、性器粘膜で感染を起こすクラミジアと、新生児・乳幼児以外に肺炎を起こす肺炎クラミジアは別の種です。レジオネラ肺炎を引き起こすレジオネラ属菌は、自然界の土壌中に生息している常在菌です。循環式温泉などで感染することが殆どで、ヒトからヒトへ感染しません。一方、クラミジア、マイコプラズマはヒトからヒトへ、くしゃみや咳で感染します。また、肺炎クラミジアは、慢性呼吸器疾患の感染増悪、喘息発作や膠原病の誘因因子、関節炎の原因になるとも言われています。基礎疾患のある方や、抵抗力の弱っているお年寄りや乳児にうつしてしまうと、命に関わる可能性もあります。肺炎が疑われる場合は早めに医療機関を受診しましょう。(stella)


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