特定健診 | (2012/06/23) | |
特定健康診査(特定健診)とは平成20年4月から始まった40歳以上の方のためのメタボリックシンドロームに的を絞った健診で、健診後の生活指導もあります。 検査項目は、次の5項目です。 基本計測(身長、体重、BMI、腹囲、血圧) 脂質(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール) 肝機能(ASTまたはGOT、ALTまたはGPT、γ-GTP) 代謝(空腹時血糖またはヘモグロビンA1c) 腎機能(尿蛋白、尿潜血) これにより、内臓肥満、高血圧、脂質異常症、動脈硬化、肝障害、糖尿病、腎障害の有無がわかります。 これは、近年糖尿病等の生活習慣病の有病者・予備群や生活習慣病を原因とする死亡の増加からつくられた健診制度です。早期に生活習慣病を発見・治療することもできますし、何も異常がない場合は、引き続きバランスの取れた食生活、適度な運動習慣を身に付けて健康を維持していきましょう。 ちなみに、「健診」とは身体全体を総合的に検査することで、「検診」は特定の臓器や疾患に対する検査だそうです。 (けい) | ||
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